8月25日
「華氏9/11」をみにいったぞ。
残念ながら、当方お目あてのチラシ類は入手できず(2種類展示してあった)。悲しいのでパンフを購入。映画自体は「大傑作!!」というほどではないのだが、小気味良いまとめかたに、あいかわらずのマイケル・ムーア節をみた。みて損はない映画だと思う。
告白してしまうと、途中で寝ちまった。だめじゃん、オレ!!マイケルのしゃべくり部分で、ついウトウト。疲れがたまってんのかな。爆発音が響いて、はっと目覚め、ブッシュ政権がイラクを侵略していく後半はがぜん面白くなった。実をいうと「ボウリング…」でも途中(カナダでうろうろするあたり)で、寝てしまった。マイケルの説明が長くなると、どうやらネムクなるみたい。
恵比寿ガーデンプレイスは「ハイ・フィデリティ」見に来て以来ひさしぶり。
客層、意外と年配のひとが多い。話題作のわりにはすんなり入れたのも奇妙な感じだった。時々こういう思い込みをする。「スターファイター」という映画を超傑作映画と勘違いして、池袋の映画館に始発電車で行ったことがある。初日なのに客はほとんどいなくてビックリしたのだが「華氏9/11」はそんな事を思い出したよ。
あと余力があればラピュタ阿佐谷など冷やかそうとも思ってはいるのだが、こちらはいずれまた今度。
●見どころ
フリント(マイケルの地元)の没落ぶりにハラをたてるのは「ロジャー&ミー」以来、一貫している。このようにストレートに怒りをぶつけていく姿には、やはり感動をおぼえる。いまだ大不況下に棲息する日本人にとっても刺激的なのではなかろうか?(ウチの近所もひどいありさまだ)「プロ市民」などと揶揄されちゃうお国柄とはいえ、いまの異常事態に対して声をあげていかない方がヘンなハナシだ。
マイケルの友人も死んでるので、深刻度が違う。そういう諸事をまるっきり無視して、まるで批判をするため、最初から文句たれるために観に行く一部批評家のような態度はどうしたものかねえ、とは思う。
この作品が起爆剤となって、「チームアメリカ」のような傑作(かどうかはまだシランがトレイラーみるかぎり大傑作だと思うぞ)につながっていくのだろう。
余談だが、個人的にはこの様子は大逆事件前後の様子を想起させる。大逆事件以後には社会主義的な思想が抹殺されたわけだが、そのどんよりした時期に宮武外骨は「赤」という雑誌を出している。「赤」は社会主義を想起させるネーミングだが、本人は別にバリバリの社会主義者というわけではなかった。じっさいこの雑誌で元気づけられた人々が少なからずいた。詳しくは、清水勲の本に書いてあります。
まあマイケルはそんな感じの人で、「華氏9/11」はそういう作品だよなと勝手に思っているわけですが。
エビスビール(黒) 619
日替わりランチ 880
合計1499円 ビヤステーション恵比寿
映画「華氏9/11」
パンフ 600
入場料 1800
合計2400円 恵比寿ガーデンシネマ
「天上天下」12巻 (初回版)
電車賃 380+230+280
合計890円
